今回はスラブの撮影方法です。
ところで・・・なんで梁とか柱とかは漢字なのにいきなり英語なんだよって思いませんか?
床じゃだめなのかと!
なんと床は仕上げ材のこと(フローリングとか)を指すからダメなんだそうです。
なのでスラブだけわかりにくいけどコンクリートの床です。
では本題の撮影方法に入りましょう。
スラブの撮影方法(S・CS・KS・DS)
※基本的に・・・スラブ(床)は構造図記号でスラブはS、片持ちスラブはCS、鉄骨で使うデッキスラブはDSで表記されています。たまに階段スラブでKSの表記をしているところもあります。
1.撮影したい箇所のスラブ記号を今いるフロアの伏図で探す。
→S1とかS20とかCS25Aとか
梁で囲まれた中の床の部分を1枚の床とみます。
2.次にスラブリストで撮影するスラブの詳細を見ます。
→スラブの詳細を確認します。
詳細には厚みと中の配筋が書いてあります。
3.撮影するスラブの詳細が確定したら黒板に構造図のリストの文をそのまま書きます。

黒板の見本です。
※黒板は最近DX化が進んだのもあり書かなくてもいい所が増えているので自分の現場がどうなのかは上司に確認してください。
次は撮影です。
4.撮影前に、配筋とスラブリストが合っているか確認します。
スラブ厚はスラブの型枠から上の鉄筋のかぶり分までを入れた数字のことです。

t=200だったらかぶりを含めた数字が200あるかどうか、かぶりは構造図と合っているかを確認します。
なお、CSについては溝(ドブ)だったり増し打ち(フカシ)していたりすることがとても多いので躯体図で確認してください。
こればかりは構造図を眺めてもわからないです。
次に、短辺(主筋)方向と長辺(配力)方向の説明です。

伏図で見たときに短い方が短辺(主筋)方向、長い方が長辺(配力)方向です。
会社によっては、図面上の符号(上の図ではS20のこと)が短辺(主筋)方向の向きを表していることもあります。
では短辺(主筋)長辺(配力)の向きの次はD13@200、ここの部分を説明します。
まずD13やD〇、これらは鉄筋の径を表しています。
D13なら鉄筋の太さが約13㎜程度と思えば良いです。
次に@200の部分です。これはピッチと言ってどのくらいの間隔、広さで鉄筋を置いてますという風に覚えると良いです。
下の画像では青が短辺方向、ピンクが長辺方向です。

短辺がD10@200なら、青の色の線を見てもらって「おおよそ10㎜の径の鉄筋が画像の向きで200㎜間隔で配置されている。」
長辺がD13@150なら、ピンク色の線を見てもらって「おおよそ13mmの径の鉄筋が画像の向きで150㎜間隔で配置されている。」ということになります。
ちなみに、D10D13@200と配筋に書いてあったらD10とD13を交互に繰り返して200ピッチごとに配置するということです。
5.配筋が合っていたらリボンロッド、スケール、スタッフのどれかを使い写したい項目の写真が撮れるようセッティングします。
実際のスラブの写真(いつか入れるのでお待ちください・・・)
・毎度言いますが画像は絶対に横向きです。
どの編集ソフトも横向きの画像を使用することを前提にしているのでよっぽどじゃない限り横向きで撮影しましょう。
1枚目は黒板を撮影
2枚目は黒板入りの全景を撮影
スラブは全景なしでピッチのみを撮るとどこを撮っているのかわからないことが多いので基本的には全景を入れます。
3枚目は縦横のスラブ筋のピッチの撮影です。
スラブの下筋だけを別画像で撮るかどうかは好みですが私は下筋はピッチ撮影の時に少し写るので別では撮りません。
4枚目はスラブの厚さの写真です。
かならず鉄筋が一番外側にあるところにスケールを当てて厚さがわかるよう撮影します。
その時、鉄筋が結束してあること、スペーサーが写るところだと尚良いです。
5枚目はロールマークです。あれば撮っておきましょう。
最後に
以上でスラブの基本撮影は終了です。

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